「せっかく買うなら、後悔したくないから良いやつ(AirやPro)にした方がいいのかな…?」
iPadを購入する際、私もそう思って3か月以上スペック表とにらめっこをして悩みました。 30代を超えある程度経済的な余裕が出てくると、どうしても「安物買いの銭失い」を恐れてオーバースペックな上位モデルを選びがちです。
しかし、冷静に自分の用途を考えてみたんです。
- YouTubeやNetflixで動画を見る
- ゴロゴロしながらネットサーフィンをする
- Kindleで漫画やビジネス書を読む
…これだけのことに、10万円、いやモデルによっては20万円近く出す勇気は、私にはありませんでした。 というか、「その性能、本当に使い切れるのか?」と自問自答したのです。
結果、私が選んだのは「無印iPad(標準モデル)」
結論から言うと、これが大正解でした。動作はサクサク、画面も十分に綺麗。 何より、「高いiPadを買って性能を持て余す」という、ガジェット好きとして一番恥ずかしい失敗を避けることができました。
今回は、あえてAirやProを選ばず、「無印iPad」を選んだことが、なぜ30代〜50代の男性にとって「最も賢い選択」なのか。 その理由を「リセールバリュー(資産価値)」という視点を交えて、徹底的に解説します。
この記事の結論
動画視聴、ネット、読書がメインなら「無印iPad」一択です。 ProやAirとの価格差ほどの体験差はありません。むしろ、浮いたお金で良質なイヤホンや電子書籍を買うほうが、QOL(生活の質)は爆上がりします。 そして何より、「売る時の損失」が最も少ないのが無印モデルなのです。
なぜ、大人の男は「iPad Pro」に惹かれてしまうのか?
我々男性は、どうしても「スペック」という言葉に弱いです。 「Mチップ搭載」「ProMotionディスプレイ」「LiDARスキャナ」…。 カタログに並ぶ魅力的な単語を見ると、使う予定もないのに「あった方がいいかも」と思ってしまいます。これは車選びや時計選びにも似ています。
「オーバースペック」という名の無駄遣い
しかし、iPadにおいてその考えは危険です。 例えば、iPad Proに搭載されているチップは、プロのクリエイターが4K動画を編集したり、3Dモデリングをしたりするためのものです。
これを一般的な用途(動画視聴や読書)で使うのは、「コンビニに行くためだけにフェラーリを買う」ようなもの。 もちろん、それがロマンだと言われれば否定はしません。しかし、この記事を読んでいるあなたは、「賢い買い物」をしたいと考えているはずです。
ブラウザを開く、Kindleのページをめくる、動画を再生する。 これらの動作において、最新の無印iPadとiPad Proの間に、体感できるほどの差はもはや存在しません。無印iPadは、数年前のPCよりも遥かに高性能だからです。
決定的な理由:リセールバリューという「資産防衛」
私が無印iPadを強く推す最大の理由。それは機能面ではなく、「金銭的な損得勘定」にあります。 ここが、他のガジェットブログではあまり語られない、大人の視点です。
ブログのコンセプトでもある「損しない買い物」において、最も重要な指標。 それが「リセールバリュー率(購入価格に対する売却価格の割合)」です。
「無印」は値落ちしにくい
実はiPadシリーズの中で、最も値崩れしにくいのが「無印iPad」だというデータがあります。
- iPad Pro/Air: 最新技術が売り。新しいモデルが出ると「旧型」のレッテルが貼られ、陳腐化が早く、中古価格が下がりやすい。
- 無印iPad: 実用重視の需要が常にあり、教育現場や業務端末としてのニーズも高いため、中古相場が極めて安定している。
つまり、「買う時は安く、売る時は高く売れる」のです。
実質負担額で考える
例えば(仮の数字ですが)、以下のようなシミュレーションが成り立ちます。
- iPad Pro: 15万円で購入 → 3年後 7万円で売却(実質負担 8万円)
- 無印iPad: 6万円で購入 → 3年後 3万円で売却(実質負担 3万円)
同じ3年間、動画や電子書籍を楽しむという体験は同じです。 しかし、財布から出ていくお金(コスト)には、これだけの差が生まれます。
「あえて無印を選ぶ」ということは、単にケチっているわけではありません。 「資産価値の落ちにくいモデルを選び、賢く運用する」という、投資家的な視点なのです。 これこそが、30代以上の男性が持つべき「余裕」ではないでしょうか。
私の実際の用途と使用感レビュー
1. Kindleでの読書(漫画・小説・ビジネス書)
正直、これがメイン用途の8割を占めています。 10.9インチ(第10世代の場合)の大画面で読む漫画は、没入感が段違いです。ビジネス書も固定レイアウトの図解が見やすく、スマホには戻れません。
ここで重要なのは「画面のリフレッシュレート」です。 Proは120Hz(ぬるぬる動く)、無印は60Hzです。 「スクロールの滑らかさが違う!」と言われますが、本を読む時、ページをめくる一瞬の残像を気にする人は誰もいません。 静止画を表示する性能において、無印は完璧です。
2. YouTube・Netflix・プライムビデオ
画質について懸念があるかもしれませんが、無印iPadも「Liquid Retinaディスプレイ」を搭載しています。 十分に高精細で、発色も鮮やかです。 ベッドに寝転がりながら映画を見る分には、有機ELかどうか(Proの仕様)の違いを見分けるのは難しいです。 スピーカーも横向きにした際にステレオになるため臨場感も十分です。
3. ブラウジングとSNS
Safariでのネットサーフィン、X(旧Twitter)やInstagramの閲覧。 A14 Bionicチップ(第10世代)はアプリが落ちたり、カクついたりすることは皆無。 「重いゲーム」をしない限り、このスペックの限界を見ることはないでしょう。
4. ケースや充電器
私の場合は普段使いのためケースはすぐに取り出せるスリップインケースを採用しました。収納するのも取り出すのも一瞬なのでおすすめできます。
充電をする際に毎回充電口のところにカツカツ当たって傷つきそうだったのでずっと充電口に挿して置けるマグネットケーブルを採用しました。思った以上に一発で充電ケーブルを挿せないので気になる方は是非試してください。
5. 置き場所はこれがおすすめ
ずっと手で持っていると意外と疲れてきますので置き場所は絶対に用意しておいたほうがいいです。ゴロゴロしながら使うのに最適なUGREENタブレットスタンドも併せてご紹介しておきますね。
柔らかいクッションの上にiPadを置くので、雑に置いても全くダメージの心配をしないですむのが最高です。重量もあるので安定しているのでものすごくおすすめです。唯一デメリットがあるとすれば多少大きいので机の上に置くのはできないと思います。
iPadモデル別 おすすめ度比較表
| 項目 | 無印iPad (第10世代) | iPad Air | iPad Pro |
| 価格 | ◎ (最も安い) | △ (中途半端) | × (高すぎる) |
| 動画・読書 | ◎ (必要十分) | ◎ (十分) | ◎ (過剰) |
| リセール | ◎ (値落ち低い) | ◯(中途半端) | △ (値落ち早い) |
| イラスト制作 | ◯ (趣味なら) | ◎(人を選ぶ) | ◎ (プロ向け) |
| 動画編集 | △ (軽いならOK) | ◯(中途半端) | ◎ (プロ向け) |
| 総合評価 | S (買うべき) | A(中途半端) | B (人を選ぶ) |
もちろん、弱点がないわけではない
公平なレビューのために、無印iPadの「弱点」も挙げておきます。 ただし、これらがあなたの用途にとって致命的かどうかを考えてみてください。
1. Apple Pencilの仕様が少しややこしい
第10世代の場合、対応しているペンシルが「USB-C Apple Pencil」または「第1世代(変換アダプタ必要)」です。 第2世代ペンシルのような「側面にマグネットでくっつけて充電」ができません。
ですが 「あなたは毎日、絵を描きますか?」
メモ書き程度であれば、Amazonで売っている3,000円程度のサードパーティ製スタイラスペンで十分です。これならマグネット吸着できるものもあります。 絵を描かない人にとって、ペンの仕様は大した問題にはなりません。
2. フルラミネーションディスプレイではない
AirやProは、ガラスと液晶が一体化した「フルラミネーションディスプレイ」を採用しており、ペン先と描画位置の視差がほぼありません。 一方、無印は少し隙間があります。
これも、「絵を描く人」には重要ですが、「画面を見るだけの人」には1ミリも関係ありません。 動画を見ている時に「ガラスの厚み」を感じることはまずないからです。
「無印iPad」を買うべき人、買ってはいけない人
無印iPadを買ってはいけない人(Proを買うべき人)
- 仕事で4K動画の編集をガッツリ行う人
- プロのイラストレーター、または本気で絵を練習したい人
- 3DモデリングやCADアプリを使う人
- 「最新・最強のスペック」を持っていないと精神衛生上良くない人
無印iPadを今すぐ買うべき人(この記事の読者)
- 主な用途が動画視聴、ウェブ閲覧、電子書籍である
- 初めてiPadを買う、または古いiPadから買い替える
- 「コスパ」や「リセールバリュー」という言葉が好き
- 浮いたお金で、美味しいものを食べたり、投資に回したりしたい
もしあなたが後者に当てはまるなら、迷う必要はありません。 AirやProとの価格差(数万円〜10万円)を埋めるほどのメリットは、あなたの用途には存在しないからです。
浮いたお金でAirPods Proなどの『良いイヤホン』を買ったほうが、動画視聴の体験レベルは間違いなく上がりますよ!
賢い大人は「出口戦略」を持って買う
モノを買う時、多くの人は「買うこと」がゴールになっています。 しかし、本当の賢い消費者は「手放す時(売る時)」のことまで考えて購入します。
「機能は必要十分で、価格が安く、売る時も高く売れる」 この条件を最も満たしているのが、Apple製品の中でも特に「無印iPad」なのです。
周りが「なんとなくAirがいいらしい」「どうせならPro」と雰囲気に流されて高い買い物をしている横で、 「あえて無印を選んだ俺、賢い」 と、心の中でニヤリとしてください。
その選択は間違いなく正解です。 無駄な出費を抑え、本当に必要な価値にお金を払う。 それが、30代、40代、50代の大人の男性が持つべき、スマートなガジェットとの付き合い方だと私は思います。
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